コーオプ教育とは?
コーオプ教育について詳しくご紹介します。
1.コーオプ教育とは
コーオプ教育とはCooperative Educationの略称で
高等教育機関と企業・自治体が学習計画を共同で作成し、長期間(数か月単位)にわたり実施する教育プログラムです。
学生が一社員として企業・自治体で働くことにより、
報酬や単位を得るとともに、
社会人基礎力や専門分野における実践力など、従来型のカリキュラムでは修得しにくい能力を
効果的に身につけることが期待されます。
コーオプ教育の仕組み
「コーオプ教育」に取組むことの
メリット
- 企業、自治体
- 企業・業界・業務内容の発信、学生目線での新しいアイデアの獲得、
社員トレーニングの一環となる - 学生
- 主体性、社会人基礎力の獲得、キャリア観の明確化
- 高等教育機関
- 企業・地域との関係強化、学習深化につながる
コーオプ教育と
インターンシップの違い
コーオプ教育 | インターンシップ | |
---|---|---|
期間 | 長期間の雇用(例えば3か月、またはそれ以上短期) | 短期就業体験(1~2週間程度) |
教育内容 |
|
|
対価の有無 |
|
原則的に報酬なし |
コーオプ教育 | |
---|---|
期間 | 長期間の雇用(例えば3か月、またはそれ以上短期) |
教育内容 |
|
対価の有無 |
|
インターンシップ | |
---|---|
期間 | 短期就業体験(1~2週間程度) |
教育内容 |
|
対価の有無 | 原則的に報酬なし |
2.他県での実施事例
実施事例①
金沢工業大学
「KITコーオプ教育プログラム」
- 【コーオプ教育を実施した感想】
◾️学生:企業で必要とされるスキルの発見につながった、将来のキャリアについて考えるきっかけとなった
◾️企業:学生という若い世代ならではの発想を得られた - 【コーオプ教育の一例】
北菱電興株式会社との実習では、選考された学生が、6カ月間社員として勤務し、北菱電興株式会社から依頼された「工場で働く従業員の幸福度を向上させるための測定解析技術等の検討」に従事した
教育プログラムをみる >
実施事例②
東京工科大学
「コーオプ教育」
- 【コーオプ教育を実施した感想】
◾️学生:目標が明確になり学習意欲が高まった働くことのやりがいと責任を実感した
◾️企業:学生の存在により職場が活性化した、新鮮なアイデアが刺激になった - 【コーオプ教育の一例】
株式会社ルケオでの実習では、光学部品や光学機器の製造における受注から製造、検査といったものづくりに関わる全体の流れについて、社員のもとで実施
教育プログラムをみる >